ねじリレーション
1 つの円筒合致の回転自由度を、同じ円筒合致の並進自由度に拘束します。
ねじリレーションを使用すると、アセンブリ内でリアルなねじモーションを作成できます。これには、回転自由度と直線自由度の両方が必要です。この例では、マシンバイスにスピンドルが組み込まれています。スピンドルは円筒合致でバイスベースになっているため、自由に回転でき、直線方向にも自由に移動できます。ねじリレーションを作成するには、ツールバーの [ねじリレーション] コマンドをクリックします。次に、回転自由度と直線自由度を選択します。この例では、必要なのは円筒合致だけです。合致フィーチャーリストで選択します。次に、1 回転あたりの距離を入力します。スピンドルが回転するたびに、この量だけ直線方向に動きます。緑色のチェックマークをクリックします。これで、アセンブリ内のインスタンスを移動すると、リアルなねじのような動きになります。
ねじリレーションを追加するには、次の手順に従います。
- をクリックします。
- ダイアログで、[ねじ] が選択されていることを確認します。
- 合致フィーチャーのメインリスト (または現在のサブアセンブリのフィーチャーのリスト) で、関連付ける円筒合致を選択します。円筒合致が必要であることに注意してください。
- 目的の比率を入力します。
- 必要に応じてボックスをオンにして、方向を反転します。
手順
ねじリレーションを追加するには、次の手順に従います。
- をタップします。
- ダイアログで、[リレーションタイプ] フィールドでスクリューが選択されていることを確認します。
- 合致フィーチャーのメインリスト (または現在のサブアセンブリのフィーチャーのリスト) で、関連付ける円筒合致を選択します。
- 1 回転あたりの希望の距離を入力します。
- 必要に応じて、タップして方向を反転します。
- 必要に応じて、 をタップし、主軸をインスタンスの Z 方向に反転させます。
- 必要に応じて、 をタップして二次軸の方向を変更します。インスタンスの四半円方向を (XY 平面にて)1回タップして90度回転します。
- チェックマークをタップします。
リレーションは、選択した合致が選択したリレーションのタイプに適している場合にのみ成功します。ねじリレーションには、1 つの円筒合致が必要です。